世界で最初のクロスワードは、「ニューヨーク・ワールド」というアメリカの新聞に掲載された「word cross」とされています。1913年12月21日の日曜版の誌面に載せられた、イギリス出身の新聞記者アーサー・ウィンが制作した新しいパズルは瞬く間に人気となります。

その後、名前を「crossword」と変え、他の新聞にも掲載されるようになっていきます。

日本初のクロスワード

日本初のクロスワードは、1925年3月1日に「サンデー毎日」に掲載されたもののようです。
その半年後には、「時事新報」が懸賞付きで掲載を始め、人気が飛躍的に高まっていきます。

今では、様々な新聞や雑誌などで見かける最も人気のあるパズルの1つです。

クロスワード作成のルール

言葉は左から右、または上から下に読むこと、言葉になっていない部分がないことは必須条件ですが、基本的に確実に守るべきルールが決められているわけではありません。

ただ、新聞や雑誌などに掲載される多くのクロスワードは、下記のルールで作られています。
※日本でのルールです。海外は言語の違いもあるため、作成ルールも異なります。

・黒マスは縦、横に連続してはならない(斜めは問題なし)
・黒マスによって島(他と分断された部分)ができてはいけない
・黒マスの数は全体の2割程度
・同じパズル内に同じ言葉が2つ以上存在してはならない
・小さな文字(ッ、ャ、ュ、ョ)は大きな文字として扱う

ただし、「黒マスは縦、横に連続してはならない」については、成約が多いクロスワードの場合は無視されることも多いです。
黒マスの数についても、作成の条件によっては緩和されます。

クロスワード作成の手順

作成の際、作者によって黒マスの位置を先に決める作り方と、入れる言葉によって黒マスを決めていく作り方に分かれます。

私はマス数が比較的小さい場合は先に黒マスの位置を決めて作り、マス数が大きくなると臨機応変に決める方法を取っています。

初めてクロスワードを作る場合は、先に黒マスの位置を決める方法をお勧めします。
なぜなら、真っ白なマスを前に作り始めようとすると、どこから手を付けていいのかさっぱりわからなくなるからです。知名度のある程度ある言葉であれば何を使ってもいい、何文字でもいいとなると、選択肢が多すぎて悩み、進めなくなります。

たとえば、クロスワードの答えが「オレンジ」になるように作るとしましょう。
その場合、「オレンジ」の中の1文字を含む単語を最初に考えると制約ができて考えやすくなります。さらに、文字数を例えば4文字と決めてしまいます。
すると、「アオイロ」「パレット」「コンサイ」「ジシュウ」など、候補が見えてきます。

マスがすべて決まったら、次にカギを作ります。
このカギの作り方が最も作家のオリジナル性を出せる部分です。
また、難易度の調整もある程度ここで調整できます。

この記事を書いた人

有限会社イーソフィア

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